フェニックス特許事務所は、平成24年に福井県福井市に開設されました。
「フェニックス」は不死鳥を意味し、当事務所が所在する福井県福井市は、昭和20年の戦災をはじめ、昭和23年の大震災、その一ヵ月後の大洪水と度重なる災害を受けましたが、これらの災禍を乗り越え、不死鳥の如く蘇ってきたことから、市民憲章には「不死鳥の願い」が掲げられており、長年、フェニックスは街のシンボルとなっております。
当事務所は、福井のみなさまに親しんでいただくため、また、私自身も福井に生まれ育ち、これからも歩んでいきたいという思いから、福井の象徴であるフェニックスを冠しました。
特許権や商標権をはじめとする産業財産権は、人間の知的創作活動を通じて「無」から「有」を生み出すことができる無限の可能性を秘めており、その権利はたとえ中小企業や個人であっても、大企業や世界に対等に渡り合える重要な武器となります。
福井には、眼鏡産業や繊維産業などをはじめとする世界に誇れる素晴らしい地場産業と技術がたくさんあります。こうして福井で生まれた知恵が、日本国内だけでなく、世界中に通用するということを、自らの職業を通じてみなさまと共に証明していきたいと思います。
そして、弁理士は決して遠い存在ではなく、地域の一員であり、また、みなさまの活動チームの一員として存在し、共に手を取り合って一致団結して新たな価値創出に取り組んでいくことが使命であると考えております。
これからは地方の時代です。我々はふるさと福井を元気にし(福井県のスローガン)、若い力を以て、現在活躍されている地場産業を支援するのはもちろんのこと、特に、これからの福井を担ってゆく若い世代を応援していきたいと思います。
その目的を達成するために、自分たちにできるあらゆる努力を惜しまず、福井の地域発展のために貢献し、また、新しい時代の要請にも応える新たなサービスを提供し、みなさま並びに地域とのWin-Winの関係を築いていけるよう取り組んで参ります。
そして、平成30年からは福井県内初の法人化を果たし、より幅広いみなさまのニーズにお応えできる体制を整えました。
これからもみなさまと共に成長し、みなさまのご期待に応えられるよう努めて参ります。みなさまには、格別のご支援ならびにご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
代表 弁理士
中出 朝夫
眼鏡、繊維、プラスチック成型、土木・建築資材、制御装置、物流システム機器、ビジネスモデル、生活用品など